相談室イメージ

生活空間と音環境を尊重する防音対策・コンサルティング

薄くてコンパクトな防音、フレキシブルな計画・対策が防音職人の基本です。

トップページではコンセプトを、「防音のアプローチ」では、具体的な考え方・手法、研究課題を採り上げるとともに、薄い防音構造の必要性や留意点 などを併記しています。
生活騒音や楽器(ピアノ、ヴァイオリン、サックス、ギターなど)防音室の設計・計画に苦心されている方々の参考になるように配慮しました。

「問合せ・ブログ」では、新築・リフォームなどの問合せ先、最近の防音相談や製品の情報などを含めた記事を投稿している専門的なブログを ご紹介します。

また、各ページの右側には、関連するコンテンツの内部リンク、連携するリンクページを掲載し、できる限り速やかに総合的に要点が参照できるように 努めています。すべて防音職人のオリジナル・コンテンツです。

空間の制約を解決する薄くてコンパクトな防音設計

マンション

住宅では、とくに薄くて費用対効果の高い防音が求められます。

防音は単なるお金儲けの道具・手段ではありません。騒音に苦しむ人、楽器・音楽・シアターなどを楽しみたい人などの願いを かなえるものであり、身近な生活の必要な機能・ツールです。

暮らしにとって安全で、耐久性が高く、音響・防音効果の高い、住まいの空間を必要以上に狭くしないコンパクトな対策・設計が求められています。

遮音、制振、吸音の3つの機能を適切に複合化することにより、薄くて相乗効果の高い内装構造、快適な音環境を構築します。


音の周波数・素材の特徴を踏まえた防音構造

人の声、楽器・車の音など空気を伝わる音、コンクリートなど固体を伝わる音には周波数特性があります。 音の特徴、防音材の特性を考慮した設計が重要です。

住宅・防音室においては、音の周波数、天井・壁・床などを構成する素材や空洞部(空気層)における音の減衰や共振回避、遮音効果などに着目した 設計・施工が必要です。
力任せに遮音材を多用し、空気層を大きくとる手法では、構造への過大な負担をかけ、空間を狭くすることになり、費用も嵩みます。

防音職人では、音・素材、空気層などの特性を考慮して、効果の高い防音材・工法を適用することによって、薄い・コンパクトな防音(空気伝播音、 固体伝播音の遮断・減衰)を実現しています。


建物構造・間取りを考慮したフレキシブルな防音対策

戸建住宅(木造)

廊下、隣室や収納スペースなどによる音の減衰効果、隣家との距離を活用すると、防音対策が有利になります。

高い周波数の音は、音源からの距離が大きくなると、十分に減衰させることができ、吸音材などの活用で大きな防音効果を出すことができます。
また、低い周波数の音でも、経路に音を遮音・吸音する層を設けることで遮音効果を高めることができます。

たとえば、防音室(対策を行う部屋)は、収納・建具、家具、楽器などの空間構成・配置を検討してから、防音壁・天井、下地補強などを決めます。

音が減衰する緩衝空間として、廊下(縁側を含む)、隣室、収納(納戸、物入れなど)を活用すれば、防音材の使用量を減らしたり、構造を薄くすることが 可能になるわけです。費用も軽減することができます。


DIY・簡易防音工事の活用

建物構造や内装、予算の制約で通常の防音工事ができない場合は、簡易工事・DIYの併用が考えられます。

楽器やペットなど近隣に迷惑をかけない対策では、DIYの防音材活用でも十分な効果が期待できることが多いです。経費も抑えることが可能です。
マンションでも木造住宅でも、壁や床の防音であれば、制振材・吸音材を活用して、床の振動や壁からの音漏れを軽減できます。

また、木造住宅では、吸音性が比較的高いという木造の特性を生かして、相性の良い遮音材を重ねて施工する、簡易的な工事でも、かなり遮音効果を 高めることが期待できます。


防音職人の特長

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