防音職人

防音において最も重要で難しいのが制振材です

住宅や防音室で、特に求められるのが費用対効果の高い防音、耐久性・安全性の高い構造です。住宅では、工事完了後、15年程度は メンテの必要のない耐久性・防音効果が望まれます。
使用する防音材の健康面や耐久性などを併せて考慮すると、制振材は主に以下のような製品・素材が考えられます。  ※生活の防音(マンション・木造住宅)(参考情報)

  • 使用可能なものとして、アスファルト、防振ゴム、樹脂、フェルト、ウレタン、ブチルシートがあります。
  • このうち、耐熱・臭い、耐久性を考慮すると、使用箇所が限定される素材があり、留意が必要です。
  • 防振ゴムは、厚さや堅さなどにより、天井防音には耐久性の面で、使用の際には注意が必要です。
  • 遮音特性や相乗効果を考えると、複合的な活用を下地構造に併せて検討することが望まれます。
  •  ちなみに、遮音シート(厚さ1.0~1.2ミリ、面密度2.0~2.2kg/m2)や鉛シートは制振効果が低く、固体音の制振には向きません。 また、ネダフォーム・発泡スチロールなどの発泡断熱材は制振(防振)効果及び衝撃音の吸音効果はありませんので、ご注意ください。


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     *防音材のページ(個人ユーザー向け)

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