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ピアノ防音・楽器防音のコンセプト

ピアノ防音には「遮音・制振・吸音」の3つの要素が必要です。これらが優れた防音の相乗効果を生みます。

単に楽器の防音室を作るだけでなく、建物の寿命を延ばすための努力をします。これが我々の大きな特長です。




【 グランドピアノ・バイオリン・サックス・ギターなどの防音対策・防音室 】

 防音の対象となるピアノ等楽器によって、音圧レベルも周波数特性も異なりますが、共通して大事なのは、室内が過度に反響しない こと、共振しないことです。
 遮音性能を高めるのは当然ですが、住宅や地下室・小規模な施設など空間・構造に制約がある場合では、力任せに天井・壁厚 や重量(面密度)を大きくするだけの防音工事・設計では対応できません。
 ※参考ページ:防音効果と防音構造

 音響や防音効果のバランス及び余り空間を狭くしないコンパクトな構造が必要です。そのためには次のような コンセプト・方針を実現することが重要です。

下地・表層材の制振効果を高める構造にすること
  →室内全体の制振性を高めると音響・防音効果が高まる。

吸音性能を高めて比較的軽量な防音構造を構築すること
  →マンションや木造住宅など過度な重量負担をかけない防音構造が可能になる。

楽器の周波数特性を考慮した防音材を使用すること
  →特に遮音しにくい低音域の対策に配慮した設計を行う必要がある。

木材・吸音ボードなどを活用することにより音響・防音に配慮した仕上げにすること
  →ナチュラルな響きと過度な反響を調整すると共に、防音効果を高める。

木造住宅でもマンションでも、D−60以上の遮音性能を確保すること
  →天井・壁の仕上厚を躯体・下地から120ミリ程度以内に納めるようなコンパクト構造とする。

 木造家屋やマンションでは、共振を抑える制振材が重要であり、薄い構造の中で防音効果だけでなく快適な音楽環境を 創出します。
 ※参考:防音効果・制振
 特に木造家屋は、天井・床・壁の共振を抑えることによって、防音・音響効果が格段に向上します。リフォームでも新築でも 対応でき、空間も余り狭くしないで改善できます。

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