昨年(2022年)から今年(2023年)にかけての「木造ピアノ防音室」のご相談は、東京及び近県では圧倒的に「ピアノ教室の先生又はプロピアニスト」からの相談依頼が多いです。

これは5年以上前の状況とは変わってきています。以前は個人の一般的な趣味の音楽室の依頼が多かったのですが、最近は様変わりしました。
考えられる理由は、景気が余計に悪くなり、個人の施主は中古のボックス型防音室を利用されるユーザが増えたことと関係があると思います。

プロピアニスト・ピアノ教室の先生は音楽の専門家ですから、音響も重視するためボックス型防音室を使用しないと、相談者からお聞きしました。
それに木造ピアノ室に重いボックス型防音室を置くと、床の補強工事による費用の増加やデッドスペースなどの問題が有るためです。

グランドピアノ以外の楽器でしたら、広い部屋にボックス型の防音室を設置して利用されている音楽教室の先生も居られます。その場合は、内部の音響調整をDIYで対処しているようです。カーペットや吸音材を活用して調整できる場合が多いです。

防音職人では、木造音楽室の初回限定の無料相談を月に1回だけ行っています。西国立にある仕事場で2名まで対応します。※近所に国立音楽大の附属小学校があります。
通常の防音設計業務だけでなく、DIYによる防音対策のご相談も承ります。
*すでに購入されたボックス型防音室の改善提案も可能です。