木造住宅・防音室の薄い対策
木造家屋の防音室や住宅の騒音対策は、通常の場合、できる限り薄い構造で生活空間に支障のない厚さ、重量の現実的な提案が求められます。予算が厳しい場合など、費用対効果の高い防音仕様が望ましいわけですが、木造家屋の場合は、適正な工法と防音材の活用によって実現できることが多いものです。
防音職人では、遠方の現場への防音施工図および防音材の現場納品によって、木造住宅に併設する防音室のご要望にも応えてきました。
木造と相性の良い防音材
住宅など木造家屋は、基本的にコンクリートや鉄骨造に比べて吸音性の高い構造である点が一つの大きな特長です。一方、通気層や内装構造の一般的な仕様によって、遮音性や剛性そのものは比較的低いという弱点があります。
この弱点を強化して補うことと、木造と相性の良い、相乗効果の見込める防音材を活用することが、生活防音における費用対効果を大きく左右します。防音職人では、多くの現場を経験する中で、対策仕様・工法を標準化してきました。これにより、木造であれば遠方の案件にも対応できるようになりました。
防音相談から施工図・防音材納品まで
防音職人では、まず間取り図などの情報とご希望の遮音性能のレベルを前提条件としていただき、対策方針と見積りをご提示します。ご了解いただけたら、正式なご依頼(メール文書でも可)、契約書をもって具体的な作業を行います。(基本的に施主様からのご依頼が前提です。)
地元の施工業者が施工できるように防音施工図、説明書を作成して、必要な防音材と一緒に納品します。施工担当からのご質問は、メールおよび電話によってご連絡いただければ対応いたします。また、西国立駅周辺の仕事場まで直接お出でいただける場合は、防音材のサンプルに触りながらご説明いたします。
*木造に限らず、マンションの防音室についてもサポートした事例がありますので、ご相談ください。
問い合わせページより、お気軽にご連絡ください。
【防音コンサルティングの事例】
ある遠方の木造住宅において、新築業者が失敗したピアノ防音室の対策をお受けした時の業務内容です。
・対策の立案一式(費用:3~4万円):防音対策全体計画(平面図1点、留意点含む)、壁などの断面施工図の作成(説明図1~2点)
・現場への防音材納品(別途製品費用、送料を見積り、納品完了後に代金をお支払いただきました)
・アフターサービス(無料):工事前の質問を電話でお受けし、施工のアドバイスを行いました。以上のように、一般的な専門業者による経費に比べてコンパクトで無駄のない対策をご提案できます。
また、壁の簡易防音工事であれば、厚さ16~24ミリ程度の対策(施工)で、現状の音漏れを半分以下に軽減できます。
*御問合せの前に、防音職人だより(木造など住宅の生活防音、楽器防音室に役立つ情報があります)を、ご覧いただくことをお勧めします。