あたりまえの防音施工を効果的に(2014年1月号)

今年の防音職人(サポートページ・プランニング・オフィス)の重点目標は、「費用対効果の高い防音設計・施工」「木造における薄いコンパクト防音」です。
*いずれも防音職人の特長の一つですが、とくに木造を意識した展開です。

マンションの騒音調査・対策、スタジオ防音については、昨年、提携先に主に委託することで話が付いていますので、基本的に役割分担をして進めていきたいと思います。

昨年の案件や防音相談では、「薄いコンパクトな防音構造」へのリクエストが多く、依頼者からも「なぜ大手の専門業者や楽器防音室メーカーはD-45レベルの壁が150ミリ~180ミリと分厚いのでしょうか。」と質問されることが多かったです。

この問題点の言及より、我々は、いかに薄くて費用対効果の高い防音施工ができるかを追求していきたいと考えています。

木造防音での重要なポイントは
・木造と相性の良い防音材仕様
・吸音材を含めた素材の周波数特性
・壁などの剛性補強
です。
この3つのポイントが、薄い防音構造を構築するための基本です。