木造防音室の提案書について(2019年4月号)

木造のピアノなど音楽教室、防音室について、ご相談いただいた時点で具体的な提案書をご提示します。

提案書には詳細な音響・防音仕様および金額を記載し、遮音性能の想定値を設定します。
通常、新築の場合は建物本体と防音構造の性能を合算して検討します。

このため、防音職人の提案書の断熱吸音材や下地合板、壁・天井のボード類をいきなり変更されると想定した遮音性能が低下する場合がありますので、ご注意ください。

その場合は施主様または担当建築士のほうで自己責任で工事を進めてください。

なお、工事中の記録写真がない場合は検証はできません。使用する建材は必ずご確認ください。

提案書には、一般的建材についてもご提案しますので、新築設計図を確定する前にご相談ください。
木造防音室にとっては、提案書そのものが処方箋になります。

通常の契約業務においては、防音構造の施工説明図を作成します。あるいは施工図が先行して完成している場合は改善提案を行うことも可能です。