新築木造住宅・ピアノ室の簡易的な防音対策(2021年12月号)

世の中の構造的な不況などを背景に、新築住宅に仕事で使用する音楽室(防音室)やワークスペースを併設する物件が増えてきました。

自宅で仕事をするテレワークや在宅勤務のほか、自営業のピアノ教室の運営などを行うための木造防音室の需要が増える中で、深刻な予算不足や物理的な制約による狭い、小規模な部屋に構築するケースが多くなっています。

中には、予算的な事情で防音対策そのものを諦めている相談者も多く、新築業者の協力が得られないような時、何か簡易的に施工できないか?というご要望が多いです。

防音職人では、約18年間、担当した木造現場で効果的だった対策仕様やDIYの事例を踏まえて、防音相談の段階で依頼者に複数の提案を示しています。

防音材を使用する費用が捻出できない場合に一般的な建材を活用して、防音効果を高める工夫で成功しました。これにDIYによる簡易的な対策を組合せて、木造ピアノ室において、D-40程度の遮音性能を確保することに成功しています。

D-40程度の性能があれば、将来、ご予算を確保できた段階でリフォームで追加の防音施工を行えば、比較的容易にD-50レベルの防音室に改装できます。

防音職人では、段階的なプランの立案を行うコンサルティング契約も実績があります。
ぞうぞ、お気軽にご相談ください。