安全な吸音材・制振材(2024年7月号)

新築住宅および防音室を構築する際に、施主またはご家族にアレルギー、呼吸器系疾患(喘息など)のために、通常のグラスウールやロックウールを使用できないという制約が出ることも少なく有りません。

不燃化認定の問題をクリアできれば、安全な吸音材や制振材を使用することが出来ます。防音室の内装や防音壁などにおいて、安全な吸音材・制振材を使用するだけでも安全性が高まります。

防音職人では、20年以上前から、「PETウール(ポリエステル繊維)」および「高密度フェルト」を積極的に使用しており、実績を積み重ねてきました。
特に、防音室の壁や床に使用することによって、音響・防音効果を高めることに成功しています。※断熱効果も十分にあります。

通常の合板や防音材を使用できない場合でも、無垢材や高密度フェルト、吸音ウールを多層構造で構築することで防音効果を確保できます。
接着剤も使用しないで、金物固定することにより、化学物質の懸念も最小限に抑えることが可能です。

今後の木造防音室は、これらの高密度フェルト材・PETウール材を活用することで、一定以上の防音効果を確保できる見込みです。
お気軽にご相談ください。