新築音楽室の防音相談(2022年10月号)
木造の新築音楽室(とくにピアノ防音室)の計画において、最も重要なのが建物の工法選択です。
ピアノ防音室において推奨される工法は、他の投稿記事やホームサイトなど防音職人のウェブサイトで述べているように、「木造軸組在来工法」になります。
*音響および防音に対する費用対効果や楽器の適性を考慮するためです。
*参考記事:防音職人note
また、将来のリフォームを考えると、木造軸組工法が有利です。
ピアノやドラム、チェロなど床に強い振動を与える楽器は共通して建物工法が重要になります。※ツーバイ工法は共振するため不利になります。
防音相談では、「建物工法」「断熱材」「間取り」「24時間換気」「近隣家屋との距離」について、依頼者の情報をチェックすることになります。
基本的に有料相談になりますが、契約業務を前提とした場合は、有料相談のコンサルティング費用は、契約完了後に充当することが出来ますので、事前にご相談ください。
ピアノなど音楽室の防音性能を左右するのが「断熱材」「24時間換気」であり、これが軽視されることが多く、着工してからでは殆ど変更することは無理です。
もちろん、室内において防音施工を改善することでレベルアップすることは可能ですので、諦めないでご相談ください。
遠方の現場は、メールと電話で対応できます。西国立の仕事場(自宅マンション)にお出で頂ける場合は、ご予約をいただいてから日程を調整します。
*1名または2名(ご家族の場合のみ)に限定します。
*間取り図がある場合は、事前にメールでPDF又はJPGファイルでお送りください。
(コピーの郵送でも大丈夫です)
なお、防音施工は新築業者でも可能ですので、施工業者と事前に相談されたほうが良いと思います。防音職人の契約実績の約半分は地方の現場ですので、テレワーク(メール・電話・ウェブサイト・郵送)で対応できます。